『静電気除去』という機能
Make the wind your friend! ~風を味方に~
静電気は人間の目には見えませんが、実は常に身近な至るところで作用しています。SPINOFFでは、静電気を除くことによるメリットに着目し商品開発をしております。 自働車の運動性能においては、静電気は邪魔をしていると言っても過言ではありません。物体が空気中を移動することにおいて避けられない通過時の空気との干渉。 その際に発生する静電気が減れば、もっと快適に、もっと効率的に設計時の性能に近づけることができます。 そして、運動性能だけでなく帯電防止による雨染みの減少など、自動車の美しさを保つことにおいても大きく貢献します。 その効果をお手軽に感じていただく為にELECTRを開発をいたしました。
車に静電気が溜まる?!

車はエンジンをかけた瞬間から、あらゆる場所で摩擦が起こり、静電気が発生します。
走り出せばさらに大量に発生し、逃げ場を失った静電気は塗装面をはじめ、電気を逃しにくい部分に溜まってしまいます。
◆車は絶縁体の塊!?
車は一見、電気を逃しやすい金属でほとんどが出来てるように感じますが、実は多くの部品が塗装されていて <塗装=樹脂=電気を逃しにくい絶縁体>で覆われています。車を軽くするために使用されている樹脂パーツや、多くの面積を占めるガラスも絶縁体で出来ています。絶縁体である塗装表面に帯電した静電気を、空気中の水分に逃がし静電気を帯電しにくくするコーティング剤それが<ELECTR>コーティングシリーズです。
◆より詳しく知りたい方
静電気は物質同士の摩擦、剥離、接触、加圧によって起こる現象です。
車を構成している部品は、エンジン内部のピストンをはじめとする、動力発生源のムービングパーツや油脂類、走行する事により、常に摩擦や剥離を繰り返すタイヤ、快適に走行するために、路面のショックを吸収するショックアブソーバーを筆頭とするサスペンション類、二重構造になりコンデンサー作用を産んでしまうフロントガラス等、多数あり静電気の発生は、車が動くものである以上、避けられないものです。
静電気が溜まるとどうなるの!?

◆汚れが固着しやすくなります
静電気は磁石と同じ、プラスマイナスの特性を持っています。 空気中を漂う埃や、雨に含まれている汚れの元となる成分も、様々なものとの摩擦が原因で、静電気を帯びています。 静電気が発生した車のボディは、それらの汚れの元となる成分を引き寄せ、くっ付けてしまいます。
◆静電気は空気の流れにも影響を与えます
空気中の汚れ成分と同じで、目には見えなくても、空気も粒子の集まりで、同じように帯電しています。
イメージしにくいかもしれませんが、粘り気もあります。空気はプラス帯電、ボディもプラス帯電同じ極性を持つもの同士は、磁石と同じく弾き合います。車の設計時の思惑通りに、ボディに沿って空気が綺麗に流れていない これが実際の走行時に起こっている事なのです。
◆静電気は溜めない方がいい
その他にも、乾燥した季節に起こる、乗り降りの際にバチッと来る現象も 静電気の影響であったり静電気によって乱された空気の流れの影響で車が不安定になったり 転がるタイヤの周りに起こる静電気の影響で、タイヤがスムーズに転がりにくくなっています。
※車が走行すると静電気が発生し、様々な箇所に流れ伝わり、最終的に絶縁体に帯電します。 ホイールハウス内やタイヤそのものに帯電が起こると、タイヤの回転によりかき回された空気の流れが、さらに乱され、タイヤの回転運動の妨げになります。
静電気除去のメリット①

◆本当の愛車の性能を引き出したくありませんか?
静電気により、事実、車の運動性能は妨げられています。その多くは空気抵抗によるものです。
車は静電気により乱れた空気の壁を切り裂いて走っています。
静電気除去を行う事により、塗装表面付近の乱れた空気の流れをスムーズに、ボディ形状に沿わせて流す事により、アクセルをあまり踏み込まなくても車はスムーズに進むように、そしてアクセルを離しても、より車が転がる様になり、※省燃費にも繋がる可能性があります。
◆運動性能=空気の流れによるメリット
走行時の自動車は、タイヤの摩擦、剥離を筆頭に、しゅう動部、作動部等、様々な要因で静電気が発生しており、絶縁体である塗装表面やガラスに帯電しています。自動車も空気もプラスに帯電するため、反発する為に空気抵抗が発生しやすいです。<静電気=モノを動かしにくくする力>であり、その作用は走行時に自動車の周りを流れる空気にも大きく作用しております。静電気の低減が、空気抵抗の低減へと繋がることでスムーズな走行が=燃費の向上をお手伝いします。空気の流れが乱れる事で、抵抗が増え、燃費を悪化させ、車を持ち上げる力が発生し、自動車を不安定にさせます。
■空気抵抗の低減による、スムーズな走行
■走行安定性による、ワンランク上の乗り心地
■静電気に由来する汚れの低減による、汚れへの耐性
■風切り音などの低減による、静粛性の向上
■ワイパーの引きずりの低減による、フロントウィンドウ視界の向上
◆スムーズな空気の流れは安全にも繋がります
加速は伸びやかに、カーブを曲がる際はしなやかな車の運動性能を引き出します。また、ステアリングの応答性の向上や、高速道路走行中の直進安定性の向上により、安全性も向上します。高速道路走行中に横を通り抜けてゆく、大型トラックによる、空気の加圧、減圧で起こる車のふらつき。 静電気除去コーティングで覆われたあなたの愛車は、外部から与えられた空気をも上手く受け流し、車両後部にその空気を流す事により、横風の影響も軽減します。同時に、風切り音が減少し、より快適な運転環境に近づきます。
※社内テストや、購入されたユーザー様のテストにおいて5〜20%ほどの省燃費効果をご報告いただいております。 ですが、静電気は決まった量が発生するわけではなく、気温、湿度、質量、素材特性に大きく左右されます。実車走行中の除電による空気抵抗の低減の可視化、数値化の再現性が困難な為、同じ環境での実証が難しく景品表示法の観点から、燃費性能についての言及は控えさせていただいております。
静電気除去のメリット②

◆シャンプー洗車だけでは取れない汚れ、水垢、雨染みに困ってませんか?
その汚れ、静電気除去で改善できます!
静電気除去は、汚れの付着を軽減し、静電気によるイオンデポジットの進行を防ぎます。
この効果は、使用してみると想像よりもイオンデポジットの付着が少ないことに気づきます。また、花粉や黄砂の付着後の定着も少ないので、キレイの期間が続きます。ELECTR使用後は、定期的なシャンプー洗車で愛車の綺麗を維持出来る様になります。
その前に、洗車での汚れの原因をおさらいしましょう。
汚れの定番
①イオンデポジットとは
イオンデポジットとは自動車のボディに水滴が残り白く媚びりついている水垢をイオンデポジットといいます。イオンデポジットは、自動車のボディに付着しやすく、一度付着すると簡単には取り除くことが出来ません。 イオンデポジットが進行するとウォータースポットとなり、ボディ表面の凹凸を生みます。こうなると研磨作業を行わないと綺麗には復元しません。塗装面にイオンデポジットが付着していることによって光沢が半減し、塗装面がくすんで見えたりもします。 ガラスコーティングを施工してある車両では、ガラス質とミネラルの汚れが結びつきやすく、この現象はより一層起きやすくなると言えます。水弾きが低下したり、防汚性効果が半減したりもします。愛車の輝きを保つならイオンデポジットについて正しく理解をして予防と対策を行う必要があります。
②ウォータースポットとは
ウォータースポットとはイオンデポジットが悪化することでできます。ウォータースポットとは、塗装面に水模様に穴があきます。イオンデポジットが付着した塗装面は、塗装の内部にシミが浸透してしまい塗装面を陥没させてしまうのです。顕微鏡で見ると塗装面に穴が空いてしまったかのように陥没します。表面に付着したイオンデポジットなら溶剤で簡単に落とすことが出来ますが、塗装面を陥没させてしまったウォータースポットは研磨作業を行わない限り綺麗には復元しません。 ウォータースポットは悪化してしまうと研磨作業でも修復できず、最悪の場合塗膜の剥離などを引き起こします。
③イオンデポジットの発生原因とは
発生する主な原因は、水道水や雨水が乾いてしまうことで白い水シミが発生します。水道水には、カルキや塩素、カルシウム、マグネシウムが含まれているため、水分が蒸発した際にカルキなどの残留物が塗装面に残ってできます。酸性雨も大気中に浮遊している花粉や黄砂、排気ガスなど様々な汚れが塗装面に付着することでイオンデポジットを発生させます。
④イオンデポジットの対策
イオンデポジットの有効的な対策とは洗車をマメに行い、出来るだけボディを綺麗な状態に保つことです。雨跡を長期間放置することでシミが付着してしまうので、濃色車のボディなら週1回のペースで洗車をするべきです。洗車は雨に濡れてから早めに洗車をすることが重要です。
塗装面が温かい時に洗車をしてしますと水道水が乾いてしまいシミの原因となるので、出来る限り塗装面が冷えた状態で行います。その為、直射日光が当たらない環境で洗車を行うことです。可能であれば日陰で洗車をするか、日が出ていない時間帯等に洗車をするとイオンデポジットが付着しづらくなります。
◆まとめ
いかがでしたでしょうか?イオンデポジットは、水道水や雨水が乾いた際に塗装面に残留物(カルキ、カルシウム、排気ガス、黄砂、花粉)などが塗装面に残留し、固着することで発生してしまいます。 イオンデポジットが付着した状態で長期間放置し続けると、ウォータースポットに進行し、塗装面を陥没させます。塗装面が陥没すると、研磨作業で取り除かなければ取れないほど、頑固な汚れになってしまうためボディをよく観察し、出来るだけ早めに対処しましょう。
①ウォッシャー液を使用しない。
②井戸水で絶対に洗わない。
③雪道走行をしたら早めに洗車する。
④木の実や鳥糞は早めに除去する。
⑤イオンデポジットが付着しにくい親水コーティングを施工する
この5項目を行うことでイオンデポジットの発生を抑えることが可能です。万が一、イオンデポジットが発生してしまった場合は、賛成クリーナーなどを使用することで、簡単に落とせるようになるので参考にして下さい。